犬や猫のペットの尿漏れ・尿失禁などの排尿障害、飼い主さんにとっては心配ですね。尿漏れ・尿失禁など排尿障害というのは様々な原因で起こりますが、一般的なのは尿道筋の虚弱による尿道括約筋機能不全です。
排尿という機能は脊髄から出ている各種の神経がバランスをとって調節しています。交感神経である下腹神経、副交感神経の骨盤神経、そして体性神経(動物が意図的に機能させることのできる神経)である陰部神経が絶妙に機能しあっているのです。
下腹神経は膀胱の排尿筋を弛め、内尿道括約筋を収縮させます。つまり尿を貯めるときに機能しています。
骨盤神経は排尿筋を収縮させるように機能し、このとき下腹神経は抑制されます。つまり放尿する際に機能します。
また体性神経の陰部神経は外尿道括約筋を締める作用があり、尿意を我慢するように機能します。
つまり、これらの神経の一部がダメになることにより、排尿の調整ができなくなり、結果として様々なタイプの排尿障害が起こり、結果として失禁が起こってしまうのです。
避妊手術後のメス犬や高齢の犬に多い 尿漏れ・尿失禁
ペットの尿道括約筋機能不全による尿漏れ・尿失禁は、どういった種のペットに多いのでしょうか。
尿道括約筋機能不全でも、先天性の疾患による先天性尿道括約筋機能不全は、特に大型犬で多い傾向があります。また尿道が異常に短いか欠損している猫の場合もあります。尿漏れの症状は寝ていたり、横になっているときによく起こり、ダラダラと多量の尿を漏らします。
後天性尿道括約筋機能不全は、中年齢の中型犬~大型犬で卵巣子宮を摘出したメス犬で多い傾向があります。
また、高齢による筋肉が衰えから、尿漏れ・尿失禁が起こる場合もあり、この場合は通常犬では8~9歳以降に症状が出てきます。
『プロパリンシロップ』通販価格は
犬猫用の尿漏れ・尿失禁の治療薬として使用される『プロパリンシロップ』は、尿道括約筋の収縮剤「フェニルプロパノールアミン」のシロップです。
尿道括約筋の弛緩に起因する尿失禁(尿漏れ)等に用いられています。特に避妊手術をしたメス犬や、高齢の犬にみられる尿失禁治療に有効です。
『プロパリンシロップ』は、通販での値段・価格は以下の通りです。
■ プロパリンシロップ(Propalin Syrup)【1本30ml】
価格:2,092円(1本)
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