パノラミス錠(エランコ社製)副作用は!フィラリア、ノミやダニなど予防薬

犬のフィラリアの予防、ノミ・マダニの駆除、消化管内寄生虫駆除などのために用いられる犬用の薬『パノラミス』。

首筋に垂らすタイプの薬ではなく、パノラミス錠は月に一度、1錠で飲ませるだけの経口投与で、フィラリアの予防、ノミ・マダニ・寄生虫の駆除が行えるとても便利な薬です。

パノラミス錠(エランコ社製)副作用は? 

パノラミス錠(エランコ社製)副作用は?

パノラミス錠(エランコ社製)には、スピノサド」と「ミルベマイシン」という2種類の有効成分が含まれています。

「スピノサド」は、天然の土壌微生物(放線菌)の発酵によって作られた物質で、ノミやダニ類など神経系に作用することで、ノミやダニを駆除してくれます。

この神経系への作用は、犬には作用しないようになっているのですが、まれに嘔吐、下痢、食欲不振になるなどの犬への副作用が出ることがあります。


「ミルベマイシン」は、細菌が産生した物質を置換もしくは変化させて得られたもので、寄生虫の神経系に作用することで、寄生虫を殺虫してくれます。

この「ミルベマイシン」も、虫への神経系への作用は、犬には作用しないようになっているのですが、まれに下痢を起こすなどの犬への副作用が出ることがあります。


また、犬がフィラリアに感染している場合、食欲不振や嘔吐、呼吸速迫、大動脈症候群などの症状が現れることがあるとのこと。そのためパノラミス錠投与前に血液検査でフィラリア感染の有無を確認する必要があります。

いずれにしてもパノラミス錠投与後に体調が悪くなった場合は、すぐに動物病院に連れていくことをお勧めします。

そして妊娠中あるいは授乳中の犬に対しては、安全性が確認されていないためパノラミス錠の使用を控えるべきとのこと。


(注)現在、パノラミス錠は在庫が無く、入荷日も未定のため、同メーカー・同成分・同効果の「コンフォティスプラス」をご使用下さい。


コンフォティスプラス(超小型犬用/体重2.3~4.5kg)

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コンフォティスプラス(小型犬用/体重4.6~9.0kg)

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コンフォティスプラス(中型犬用/体重9.1~18.0kg)

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コンフォティスプラス(大型犬用/体重18.1~27.0kg)

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コンフォティスプラス(超大型犬用/体重27.1~54.0kg)

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