『オンシオール』犬用は、ノバルティス アニマルヘルス社により開発された、非ステロイド系消炎鎮痛薬です。
『オンシオール』は愛犬のひざや首の痛み、腰痛など、関節の炎症緩和・痛み止めの薬で、また口内炎の痛みの緩和などにも効果があります。
しかも薬の投与後は約30分で効果を発揮する即効性があり、鎮痛作用も長時間継続されるため、ペットの関節炎などの定番薬となっています。
犬の関節炎・鎮痛剤『オンシオール』 副作用は?
気になる『オンシオール』の副作用ですが、非ステロイド系消炎鎮痛薬、つまりステロイドではないので、薬による副作用の危険性が少なく、しかも胃腸に優しい薬といわれています。
とはいっても、鎮痛薬ですので一過性の嘔吐、軟便、食欲不振又は下痢といった症状を引き起こす場合が、まれにあるとのこと。
これは薬を飲んで数十分で、薬の血中濃度が高くなるためと考えられています。しかしその後、新しく薬を飲まない限り、薬の血中濃度が低くなっていき、副作用は徐々に弱くなっていきます。
特にこのような副作用の症状が見られるのは、初めて『オンシオール』を服用する時が多く、薬を服用し続けていると、いずれ体が血圧の変化に慣れていきますので、症状もだんだん治まってくるはずです。
犬の関節炎・鎮痛剤『オンシオール』 使用する場合の注意点は?
『オンシオール』は、副作用の少ない薬ですが、胃や腸の消化器系に潰瘍が出来ている場合や、肝臓や腎臓、心臓などに疾患がある場合は、服用を避けた方がいいでしょう。
また『オンシオール』は、非ステロイド系消炎鎮痛薬ですが、ある程度ステロイドのような効果もあるので、ステロイド系抗炎症剤の併用は避けてください。
その他、『オンシオール』に併用を避けるよう求められる薬があるので、他のお薬も飲ませている場合、同時に飲ませて良いお薬なのかどうか獣医師に確認しておいた方がいいでしょう。
犬にとって痛みは非常に強いストレス、早めに対処を!
犬の関節炎というとよく聞く病気ですから、ちょっと動きが悪くなったり、散歩に行きたがらなくなったりしても「命に別状がある病気じゃないから・・・」といって、しばらく様子をみられる飼い主さんもいます。
しかし、言葉で状況を伝えられない犬にとって “痛み” は非常に強いストレスになります。そのため、 “痛み” からご飯を食べなくなり、筋力や気力が衰えてしまい、病気に対する抵抗力が低下してしまいます。
大切なのは、飼い主が犬の痛みのサインに早く気が付き、すぐに対処してあげることです。
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