唇が荒れる・かゆい・痛い・皮がむけるなど、唇の荒れの原因と対処法や治し方

唇が荒れる原因

唇が荒れるというのは、口唇部(こうしんぶ)や口のまわりがカサカサしてヒリヒリしたり、たてに亀裂が入って血がにじんだり、次第にかぶれを起こしたり、などの場合があります。

このような、唇の荒れ・かゆみ・痛み・皮むけなど、症状が起こる原因としては、季節的な乾燥、エアコンによる乾燥、紫外線アレルギーで起こる日光によるかぶれ、食後に口を紙で拭く習慣(摩擦でこすれるため)などが、考えられます。

また果実のマンゴーは、うるし科ですので、うるしに対してアレルギーのある人は強烈にかぶれます。

唇が荒れる対処法や治し方

唇はとくに角質層が薄く、汗腺も皮脂腺もないため、乾きと荒れは日常茶飯事のこと。だからこそ、特に冬場は唇専用のスペシャルケアが必要です。

口紅の前に必ずリップクリームを塗り、日に何度も塗り替えるようにします。就寝時もリップクリームをよくすりこみます。

また、唇用の市販のシートタイプのジェルパックや、はちみつパック(はちみつを唇に塗って、上からラップでパック)、オリーブオイルパックなども、カサカサ唇を治すのに効果的です。

唇を保護して荒れを防ぐために口紅を欠かせない、という人がいますが、口紅に含まれている成分が唇の粘膜を刺激して、逆に日光などに過敏になって荒れることもあるので注意が必要です。

それでもよくならないときは、皮膚科専門医を受診してください。皮膚科では内服薬は処方せず、外用薬のみで治療します。