「葬儀費用を安くしたい」、「葬儀にお金をかけたくない」、「お葬式にお呼びする方が少ないため小規模に葬儀を行いたい」という方のニーズに合った、追加料金が一切不要で葬儀に必要な物品・サービスを全て含む定額かつ低価格な安心の葬儀サービスを展開しているのが『小さなお葬式』です。
『小さなお葬式』の運営主体自体は葬式を一切行う事はせず、葬儀施行時のパートナーとして全国の葬祭事業者約800社と提携、その提携している葬儀社が全て葬儀を行います。
『小さなお葬式』を実際に利用してみた!
親族(父親)が亡くなったため、『小さなお葬式』に葬儀を依頼。最も簡素で、お金のかからない「火葬式プラン」を行うことを決めました。
葬儀社の担当者の方とは、亡くなったその日に打合せをして、日にちと時間、出席人数を決めました。『小さなお葬式』の電話の対応や葬儀社の担当者の対応は、丁寧で、分かりやすかったです。
『小さなお葬式』「火葬式」費用の追加料金は?
葬儀を「火葬式プラン」で行うことにしましたが、188,000円(無料資料請求で5,000円割引券を使用)ということですが、以下のような追加料金が発生しました。
■ 民営の火葬場を利用
東京23区には公営の火葬場が少なく、民営の火葬場を利用することになるために、60,000円の追加。
■ 遺体の安置の延長
亡くなった日は火葬できないので(法律で死後24時間以内は火葬できません)、火葬は次の日(亡くなった日から数えて2日目)を考えていたのですが、その日が友引であったため、火葬場での火葬業務は休業。
その次の日(亡くなった日から数えて3日目)はというと、前日が友引で火葬場が休業のため、火葬場の予約が早々に埋まってしまい、空きがないとのこと。
そのため、さらにその次の日(亡くなった日から数えて4日目)に火葬するということになりました。
「火葬式プラン」料金に含まれる遺体の安置が3日分のため、結果として火葬が死後4日目になったため、遺体の安置料金が10,800円(税込)が追加。
■ 火葬場の心付け
葬儀社の担当者からの説明で、民営の火葬場を利用する場合、火葬場の方に「心付け」(いわゆるチップ)を渡した方がいいとのこと。
渡す対象の方は以下の通りで、それぞれ3000円ずつ4箇所で計12,000円が追加
- 受付・・・・・火葬場の受付の方
- サービス・・・・・火葬中の控室での配膳人の方
- 火夫・・・・・火葬炉に納めていただく方
- 事務・・・・・火葬場の事務の方
「火葬式プラン」で行うことにしましたが、上記の追加料金がかかり、結局合計で270,800円になりました。
『小さなお葬式』火葬場での流れは?
葬儀社の担当者と打ち合わせの結果、火葬場は桐ヶ谷斎場(品川区)になりました。
火葬の当日は午前9時半に斎場で待ち合わせをしました。大きな斎場だけに、幾つかの部屋で葬儀が行われていました。
午前9時20分ごろには、担当者と会い、そして、午前9時40分ごろに火葬炉前ホールに案内されました。
火葬炉前では、故人との最後の別れをして(10分程度)、その後、控え室に案内され、火葬が終わるまで、控え室で待ちました。(1時間程度)
この控え室での待ち時間の間に、葬儀代金は支払いました。
午前11時前には火葬が終わり、火葬炉に再び案内され、骨を拾って、骨壷に入れました。
これで『小さなお葬式』の「火葬式プラン」は終了となり、葬儀社の担当者と挨拶して、骨壷を持って帰路につきました。
『小さなお葬式』で利用、葬式を経験して
様々な葬儀に出席したり、喪主と一緒に葬儀を手配してきたりしたことから比べると、「火葬式プラン」は、通夜・告別式はせずに火葬だけの最低限のことだけなので、正直「本当にこのような簡単な葬儀で済ましていいのだろか」という気持ちになりました。
しかしこれまで、葬儀は手配する側になると、様々な方が葬式に来られるので、あれこれといろいろ忙しく駆け回り、涙を流すこともなく、葬式が終わると、“バタバタしながらやっと終わった”、という疲れと安堵の複雑な気持ちになっていた、というのを思い出しました。
儀式とはいえ、今までの葬式だと “故人をゆっくり見送ることができなかった” という後悔があったことは確かです。
今回、『小さなお葬式』の「火葬式プラン」は、親族だけが出席したので、これまでの葬式と違い、周囲に気を使うことなく、本当に簡素でしたが、火葬が終わるの待つ間も故人を偲ぶことができ、ゆっくりと故人を見届けることができたのではないかと感じております。
もしも「これまでの葬式と違った形式で、式を執り行ってもいいのではないか」、「親族だけの葬式を行いたい」などと考えている方は、一度『小さなお葬式』を検討してみてもいいのではないかと思います。