フォルテコール犬猫用 効果や副作用について!通販での値段・価格は?

犬や猫の心臓病や腎臓病(腎不全)の治療薬として販売されている『フォルテコール』。『フォルテコール』はスイスに本社がある「ノバルティス」が製薬している薬です。


   フォルテコール犬猫兼用

『フォルテコール』効果・効能は?

『フォルテコール』は、有効成分である塩酸ベナゼプリルの働きにより、血圧の上昇を抑える効果、つまり血圧を下げる薬です。

犬や猫など動物は高齢になると、心臓や腎臓など内臓は、何らかの疾患を持つことが多くなってしまいますが、このような疾患は、原因特定が難しい場合が多く、また進行性の疾患でもあるため、治療による完治が容易ではありません。

特に疾患を持つ心臓や腎臓は、無理にでもその機能を保とうと、血液を流すために、血圧を上げようとします。しかしこのような状態が長く続くと、心臓や腎臓の組織そのものに無理が来て、機能を失ってしまいます。

『フォルテコール』は、このような状況を防ぐために、血圧を下げる役割をします。血圧を下げることにより、心臓や腎臓への負担が軽減され、症状進行を遅延させ、良好な状態を維持します。

また『フォルテコール』と同じ血圧を下げる薬として、「セミントラ」が2014年より発売されています。

「セミントラ」は、たんぱく尿が見られる時に効果的だとされており、たんぱく尿が出るようになると、現在は『セミントラ』を使用することが多くなっています。

『フォルテコール』副作用は?

『フォルテコール』の副作用としては、薬を使用した後、数時間程度、ふらつきや嘔吐などが稀に見られることがあるそうです。

このような副作用が見られるのは、薬を飲んで数時間で、薬の血中濃度が高くなるためと考えられています。

しかし、その後は新しく薬を飲まない限り、薬の血中濃度が低くなっていき、副作用は徐々に弱くなっていきます。

特にこのような副作用の症状が見られるのは、『フォルテコール』を飲み始めたころが多く、薬を飲み続けていると、いずれ体が血圧の変化に慣れていきますので、症状もだんだん治まってくるはずです。

また同じような効能(血圧を下げる)の薬である「セミントラ」が新しく発売された薬であるため、『フォルテコール』よりもセミントラの副作用の方が比較的少ないと言われています。

『フォルテコール』通販での値段と使用する場合の注意点

『フォルテコール』には、併用を避けるよう求められる薬があります。現在、他の薬も飲ませている場合や、サプリメントを飲ませている場合は、同時に飲ませて良い薬なのかどうかの確認を、獣医に相談してください。

『フォルテコール』、通販での値段・価格は以下の通りです。


『フォルテコール』犬猫兼用(Fortekor) 5mg/1箱
  価格:4,523円
  (為替レートによって価格・値段の変動あり)


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『フォルテコール』犬猫兼用(Fortekor) 2.5mg/1箱
  価格:3,363円
  (為替レートによって価格・値段の変動あり) 


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心臓病や腎臓病(腎不全)の犬猫に長生きしてもらうために

犬や猫の心臓病や腎臓病(腎不全)は、発症してしまうと完治の見込みがない病気といわれており、飼い主さんが落胆してしまうのは当然です。ペットのいえども、今まで一緒に暮らしてきた家族同然の存在だからです。

ただ、諦めるのはまだ早く、対処次第で、犬や猫に少しでも長く元気に生きてもらうことが可能です。

それには、何より心臓や腎臓の機能の低下を防ぐ、つまり病気の進行を食い止める(現状を維持する)ことが必要です。

そのためには、食事療法と血圧を下げるための薬物療法が大切となります。

まずは飼い主さんと犬や猫が一緒になって病気と向き合うことが、ご機嫌で毎日を過ごし長生きを目指せる道なのかもしれません。


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