夏になると “せっかく洗濯したのに嫌な臭いや生乾きの臭いがする” ということが、時々起こってしまいます。
洗濯した洋服は、きちんと日光に当てて干す事(天日干し) が1番良いと言われています。日光に当てると、紫外線により残った雑菌を死滅させる事が出来ます。より一層、洋服に嫌な臭いを無くす事が出来ます。
天日干ししないで部屋干しすると、紫外線も当たらないし、なかなか乾かないということもあるので、雑菌が繁殖してしまいます。そして俗にいう “部屋干し臭” が発生してしまいます。
部屋干し臭は、習慣付いてしまうと、洋服に菌が定着してしまい、加齢臭のような独特の嫌な臭いをに変化していきます。
出来れば部屋干しをせず、天日干しするようにしましょう。天日干しするのが無理な場合は、乾燥機などを使って完全に湿気を無くすようにすると良いでしょう。
自分では洗えない洋服の対処法
洋服は、全て自分で洗える物ばかりではありません。自宅の洗濯機で洗える洋服の種類には、限界があります。
自宅で洗えない洋服の代表として、スーツやコートがあります。これらの、自力で洗う事が不可能な洋服の臭い対策は、とても厄介です。
自力で洗う事が出来ない洋服は、1日着用した後にメンテナンスを行ってあげると、臭い対策に大きく繋がります。
1日着終わったスーツやコートなどの自宅で洗えない洋服は、ブラッシングをしてあげると良いでしょう。
ブラッシングしてあげる事で、ホコリや雑菌などを落とす事が出来ます。ホコリや雑菌がくっついていると臭いの元になり、時間が経つにつれて襟元や脇のまわりの臭いの度数があがり、どんどん臭くなってしまいます。
ブラッシングをして余計な物を取り除き、風通しの良い場所で陰干ししてあげると臭いが付きにくくなります。
長時間使わない大切な洋服の対処法
長時間使わない大切な洋服は、自分でメンテナンスをするより、一度、クリーニングに出してから保管するようにしましょう。
ホコリや雑菌が付いたまま長期保管すると、嫌な臭いやカビの原因となってしまいます。長い間、メンテナンスせずにそのままにしておくと、その状態が洋服に定着し、嫌な臭いがする洋服となり、その状態から元通りに修正する事が不可能になってしまいます。
特に喪服等、「1回しか着てないから次も着れる!」と安易に考えるのは止めるようにしましょう。普段あまり着ない洋服だからこそ、1度着たらクリーニングに出して保管するようにしましょう。
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